メールマガジン バックナンバー No.021

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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
                    グリーン・フォワード 
http://www.greenforward.org
No.021  2005/1/4
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《目次》
●01:グリーン・フォワードからのお知らせ
●02:持続可能な社会へのヒント
    - 1989年のオランダ
●03:オランダ情報
    - オランダの曇り空
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    ◆ 新年あけましておめでとうございます ◆

本年も持続可能な社会を目指すグリーン・フォワードをご支援頂けますよう
よろしくお願い致します。

●01:グリーン・フォワードからのお知らせ

平成17年1/22(土)に第6回TOKYOこどもエコクラブまつりが開催されます。
当グリーン・フォワードも参加予定です。
ぜひ遊びに来て下さい(^。^)
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/renkei/psc/kuni/ecoclub/fes6th/boshuu01.htm
ボランティアスタッフも募集中です。

<グリーン・フォワードのサポーターになって頂けませんか?>
グリーン・フォワードは小さなNPOですが、新しい環境学習教材の開発により、
大きな飛躍を遂げようとしています。

詳しくはwebサイト http://www.greenforward.org/ の会員募集ページ
または、e-mail info@greenforward.org まで

メルマガへの皆様のコメントお待ちしておりますm(__)m

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●02:持続可能な社会へのヒント
     - 1989年のオランダ

今回は趣向を変えて、過去のオランダ情報をご紹介致します。
筆者は私ではなく、山崎雅子さんという方です。
山崎さんは1986年から91年までオランダのリンブルク州に住まわれ、毎月、家族
新聞を発行されていました。(今でいうメールマガジンの走りですね(^^)
山崎さんのご好意により、過去の新聞を一部拝見させて頂きました。
その中で、特に環境をテーマとした記事がありましたので、ここでご紹介させて頂き
ます。
これは、1989年10月発行の「蘭(乱)学事始めNo.23-ゴミと地球環境を考える-」の
一部抜粋です。(原文のまま)

1.スーパーではショッピングバッグは有料なのでほとんどの人は買い物袋を持参
する

2.野菜・肉類は量り売りをするので発泡スチロールのトレイ使用は少ない。(自分
で好きな量を袋詰めにし、量りにのせ、野菜などの種類別のボタンを押せば自動
的に値段の印刷されたラベルが出てくる)

3.プラスチック容器は少なく、再生可能なガラスびんが多い。(清涼飲料はもち
ろん、マヨネーズ、ケチャップなども)

4.コーラ、ビールなどの空きびんはすべてデポジット制。(スーパーでも換金でき
る)

5.卵のパックは古紙利用のものが多い。

6.町の所々、スーパーなどには、ガラスびん回収専用容器が据えつけられてあり
(鋼鉄製、約1m50cm四方のサイコロ型)、デポジットしないガラスびんはここに
持って行って透明、色付きに分けて入れる→再生

7.新聞、段ボールなどは月に1回、回収日があり、収益は子供会費用にあてられ
る。(業者に売りに持っていく人もいる)

8.古着、古シーツ類、靴などは年に2回、回収され福祉事業にあてられる。(配布
されたビニール袋に回収日が書いてあり、玄関前に出しておくと持って行ってくれ
る)

9.小学校では年に1度「トイ・セール」があり、不要のおもちゃを持ち寄って
売買する。(付けた値段の10%は学校に寄付、本人にもお金が戻る仕組み)

10.化粧箱詰めなどの過剰包装はしない。
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驚きですね。
繰り返しますが、これは1989年の記事です。
グリーン・フォワードのメルマガですでにご紹介したものも幾つか見られますが、も
う15年も前から、同じシステムが働いていたのですね。
システムとしては、決して先進的というわけではなく、びんのデポジットのようにむ
しろ古くから日本でも行われていたものもあります。
もし日本でも同じシステムが(再度)導入されるとすれば、それは進歩とみなされる
でしょうか?それとも退歩とみなされるでしょうか。

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フィードバック
     今週はお休みです。

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●03:オランダ情報
     - オランダの曇り空

私の住んでいる東京では、晴天続きですが、この季節はオランダではどんよりと
曇り日が続きます。
日の出は遅く、日没は早く、あまり気分のいいものではありません。
雪はあまり降りませんが、寒いです…
最初、オランダに着いて感じたのは「雲が低い!」ということでした。
(日本の曇天の半分ぐらいの高さに感じる)
地形のせいでしょうか。理由をご存知の方、教えて下さい。

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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
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http://www.greenforward.org
No.021  2005/1/4

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