メールマガジン バックナンバー No.032

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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
                    グリーン・フォワード 
http://www.greenforward.org
No.032  2005/4/12
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《目次》
●01:グリーン・フォワードからのお知らせ
●02:グリーン・フォワードの名称
●03:オランダ情報
    - オランダの自動販売機
●04:フィードバック

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●01:グリーン・フォワードからのお知らせ

6月の環境月間に、練馬区環境月間行事が開催されます。
当グリーン・フォワードも出展予定です。
出展内容は、セミナーと環境ゲーム会を行います。
6/4(土):13:00〜16:00
     環境ゲーム会 「森林バイオマスすごろく」
      「薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)」さんと共催
6/5(日):13:30〜15:30 
      セミナー 「地球温暖化、京都議定書、私たちにできること」
      講師:気候ネットワークさん
会場:練馬区石神井庁舎

皆さん、ぜひ遊びに来てください!(^。^)
可能であれば、お手伝いして頂ける方も大歓迎です。

<グリーン・フォワードのサポーターになって頂けませんか?>
グリーン・フォワードは小さなNPOですが、新しい環境学習教材の開発により、
大きな飛躍を遂げようとしています。

詳しくはwebサイト http://www.greenforward.org/ の会員募集ページ
または、e-mail info@greenforward.org まで

メルマガへの皆様のコメントお待ちしておりますm(__)m

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●02:グリーン・フォワードの名称

今回は、グリーン・フォワードの名称の由来についてご紹介致します。
そんなもの興味ないよという方がほとんどでしょうが、それでも社交辞令的にたま
に名称の理由を聞かれるので…

まず、「グリーン」。
そんなの分かってる、説明不要だよ!と思ったみなさん、そのとおりです。
「グリーン」という名称を付けておけば、環境関連の団体ということが伝わりやす
く、一度名前を聞いて「フォワード」を忘れても、「あのグリーンなんとかさん」と
かろうじて印象にとどめておいてもらえます。
名刺交換させて頂いた方はご存知のとおり、名刺に描かれた大きな緑色の線も
これを補完する役目があります。
そのような分かりやすさを優先して、マーケティング志向的に「グリーン」を使い
ました。
なお、「フォワード」とのバランスで、他の類似単語は採用しませんでした。

次に「フォワード」。
「ペイ・フォワード」という映画をご存知でしょうか?
「世界を変える方法を考えなさい」という宿題を出された少年が、出した答えが
「ペイ・フォワード」です。
恩を受けたときに恩返し(ペイ・バック)するのではなく、他の人(3人)にその恩
を送っていく(ペイ・フォワード)。これを繰り返せば、やがて世界に広がってい
く…
そういう単純なアイデアです。

同じように環境活動、持続可能な社会を造る活動も、1人で行うのではなく、1人が
2人に伝え、またその2人が4人に繋げていけば、やがては大きな変化が訪れるの
ではないか?…
そんな期待を込めて名づけた名称です。
カタカナ英語として、一応意味が通じるのもポイントですが、マーケティング的に
は、読んだときに音がこもる(明音ではない)という欠点があります。

最近、「バックキャスティング」など、「バック」が流行りの言葉の一つですが、
「フォワード」もよろしく(^^)…
実は、メルマガ第1部で使ったコーナー名「フィードバック」も意図的にフォワード
の対比として使った言葉です。
グリーン・フォワードのチラシにも使っているとおり、「行動を変えるために必要な
ものは?」 「フィードバック!」と考えています。

映画「ペイ・フォワード」は好き嫌いが出る内容かもしれませんので、特にお薦めは
しておりません。

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●03:オランダ情報
    - オランダの自動販売機

久しぶりにオランダのエコライフをご紹介します。
オランダには自動販売機がほとんどありません。(オランダに限りませんが)
日本のような缶飲料の自動販売機は、公共交通機関(鉄道や空港)と企業内(従
業員用)でしか見たことがありません。
価格も結構高いものです。1.5ユーロから2ユーロが普通です。(1ユーロ130円)
カップ式の自動販売機ならばドライブインなど(店内)でも見かけますが、街中に
はなんの自動販売機も無い、と言えます。
屋外に大量の自販機が無い理由は、エコなだけでなく、防犯という意味合いも多
くあります。
普段手軽に喉をうるおすことに慣れている日本人にはちょっとツライです。(空気
も乾燥しているので)
旅の知恵として、空港に着いたら、空港を出る前にまず空港内の売店で飲料を
確保しておくことをお薦めします。
(しっかりデポジットを取られますが、出張中はそこには返却できないのが難点
です…)

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●04:フィードバック

   日本の自動販売機普及台数
      約433万台 (2004年末)

この台数はいわゆる自販機であり、両替機などの自動サービス機は含みません。
内訳として、やはり最大は飲料自販機です。(飲料小計265万台)
意外に感じたのは第2位の「その他自販機 電池・玩具ほか」(71万台)。
電池ってそんなに自販機多いかな?…と思ったら、そうか、ひょっとしたら玩具って
いわゆる「ガチャガチャ」かも?
どうやらそうらしいです。(その他の75%が玩具というデータあり)
ガチャガチャの大半は手動式ですね。
電気を使わず、ひょっとしたら意外なエコな自販機と呼べるかも?
消費をあおり、使い捨て文化の一要素であるため、存在自体は決してエコとは言
えませんが…

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(参考情報)

日本自動販売機工業会
http://www.jvma.or.jp/infoma/info_data01.html

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