メールマガジン バックナンバー No.044

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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
                    グリーン・フォワード 
http://www.greenforward.org
No.044  2006/4/21
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《目次》
●01:グリーン・フォワードからのお知らせ
   − エコ情報交流会ブース出展
   − 6月環境月間行事のご案内
●02:グリーン経済を実現するには?
●03:「人間鉛筆理論」

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●01:グリーン・フォワードからのお知らせ

・急なご案内ですが、4/29の「エコ情報交流会」というイベントに
ブース出展することとなりました。
様々な環境団体が出展していますので、興味のある方は
お気軽にご参加ください。
詳細は http://spring.eco-2000.net/east/

・また前回ご紹介した、6月環境月間行事への出展にご協力頂ける方を
募集しています。(^^)/
現時点の予定としては、
6/3(土):環境ゲーム会(森林バイオマスすごろく)
6/4(日):環境・開発を考えるワークショップ
となっており、時間は未定です。
場所は、練馬区庁舎内です。

<グリーン・フォワードのサポーターになって頂けませんか?>
グリーン・フォワードは小さなNPOですが、新しい環境学習教材の開発により、
大きな飛躍を遂げようとしています。

詳しくはwebサイト http://www.greenforward.org/ の会員募集ページ
または、e-mail info@greenforward.org まで

メルマガへの皆様のコメントお待ちしておりますm(__)m

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●02:グリーン経済を実現するには?

去る4/8(土)に、エコロ・ジャパン主催の「グリーン経済の可能性をさぐる」
というセミナーを聴講してきました。
もちろん、この内容もよかったのですが、質疑応答の時間に、
未来詢房(http://www.miraishumbo.com/)の千本木さんが3つの印象的な
質問をされました。

 1.「グリーン経済」を実現する上でのキープレイヤーは?
 2.「グリーン経済」を実現する上でのキー政策を一つ打つとしたら?
 3.「グリーン経済」を実現するために、私たち一人ひとりが今日でき
    ることは?

会場のパネラーの方々の回答は、未来詢房さんのメルマガバックナンバー
をご覧ください。
http://www.miraishumbo.com/news/index.html

筆者も、これは大変よい質問だと思い、自分ならばどのように答えるだろうと
考えてみました。
以下が、その場で準備していた内容です。

1.「グリーン経済」を実現する上でのキープレイヤーは?

 ⇒ 消費者
 当メルマガでも何度か、現在の経済システムの中で果たす消費者の
 大きな役割について触れています。

2.「グリーン経済」を実現する上でのキー政策を一つ打つとしたら?

 ⇒ 炭素税
  グリーン・フォワードも炭素税研究会メンバーですし。(^^ゞ
  規制の届かない分野まで広く、環境コストを経済に組み込むためには、
  もっとも有効なツールと捉えています。

3.「グリーン経済」を実現するために、私たち一人ひとりが今日できることは?

 ⇒ 今日の話を、あなたの愛する人(恋人、親、子ども、友人、誰でも)に
  話してみてください。

 人に伝えることにより、「わたし」の行動を自分で肯定することができ、
 愛する「あなた」がいることを実感できる、そのように考えたのでした。

が、この話には後日談があります。
このときの話を翌日、Mさん(仮名)にしてみました。

同じく『「グリーン経済」を実現する上でのキープレイヤーは?』などと
尋ねながら、4/8のパネラー皆さんの回答のように「すべての人」とか
「みんな」が理想的な回答だよね〜、とか会話していたのですが、
Mさんがキープレーヤーの回答としてさりげなく、「私」と答えました。

Mさんはほんの冗談で言ったようでしたが、その答えの深さに、
恥ずかしくも感涙してしまいました…

「すべての人」という答えには、「他の人」というニュアンスも含まれている
気がしますが、ほかでもない「私」がキープレーヤーなのだという自覚…

心からMさんに感謝しました。

このメルマガのタイトル「環境・持続可能な社会へのみんなの一歩」を
「わたしの一歩」にしようかな…(^^ゞ


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●03:「人間鉛筆理論」

先日、キープ協会常務理事の川嶋さんの講演を聞く機会がありました。
幾つも印象深いお話がありましたが、ここでは一つだけ紹介させて
頂きます。(ご本人の承諾も頂きました)

「キープさんのワークショップは素晴らしい人ばかり参加されている。
大変良い経験をしました」という参加者に対して、
川嶋さんは、「人は鉛筆のように色んな「面」を持っているもの。この場では、
あなたも他の方も、良い「面」を出したのでしょう」と。
「私にも悪い「面」はありますし、あなたにもあるでしょう。一人の人間は
多様なものです」とおっしゃったそうです。

なるほど、大変分かりやすい表現だと思いました。

以下、キープさんのワークショップの紹介です。
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◆第27回清里インタープリターズキャンプ(5月3日〜5日) 2泊3日
 「インタープリテーション」の技を あなたの仕事や活動に活かす方法教えます!
 詳しくは → http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ip2006.htm

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環境・持続可能な社会への「わたしの」一歩
                    グリーン・フォワード 
http://www.greenforward.org
No.044  2006/4/21

ご意見、ご感想、情報の提供は info@greenforward.org まで
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