メールマガジン バックナンバー No.070





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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
                    グリーン・フォワード 
http://www.greenforward.org
No.070  2007/12/30
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《目次》
●01: グリーン・フォワードからのお知らせ
●02: 牛乳とペットボトル

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●01: グリーン・フォワードからのお知らせ

メルマガ読者の皆様、こんにちは。

メルマガ発行が大幅に滞って申し訳ありません。
一つ言い訳なのですが、10月に右足首を骨折してしまいました。
その痛みも大変ですが、とにかく色んな意味で時間が取られてしまうのが
大変でした。(現在も大変です)

今回の内容は短いですが、廃刊にならないよう、発行します!


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<グリーン・フォワードのサポーターになって頂けませんか?>
グリーン・フォワードは小さなNPOですが、新しい環境学習教材の開発により、
大きな飛躍を遂げようとしています。

詳しくはwebサイト http://www.greenforward.org/ の会員募集ページ
または、e-mail info@greenforward.org まで

メルマガへの皆様のコメントお待ちしておりますm(__)m

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●02: 牛乳とペットボトル

先日(と言っても、もう先々月ですが…)、下記のような広報を見ました。

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○牛乳のペットボトル利用可能(10月30日)
厚生労働省により乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)が
改正され、牛乳の容器に用いることができる素材としてPET(ポリエチレン
テレフタレート)が追加されました。今後は、容器の多様化により牛乳の商品
開発の選択肢が増えるので、消費拡大の観点からも関係者の動きに期待
されます。
 問い合わせ先:生産局畜産部牛乳乳製品課(03-3502-5987)
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一つの事実、報道に対しても、観点が異なれば様々な意見が出るはずです。
皆様はどのように感じられたでしょうか?

もし、大量生産大量廃棄を問題と感じ、ごみ問題を扱っていらっしゃる方ならば、
PETボトルなんてとんでもない!というご意見でしょう。
2004年に、アサヒビール社がPETボトルのビールを発売しようとしたときに、
環境NGOが問題視し、社会的注目を集めたために結局は発売取りやめと
なったことがありました。

食の安全に関心のある方であれば、PETボトルに牛乳を入れて問題ないの?
と思うかもしれません。
実際、これまで認められていなかった理由の一つは安全性でした。
(PETボトルがダメというよりは、一度開封したものが放置される可能性が高まる)

牛乳の味にこだわる方は(普通、おいしいものを飲みたいですものね)、
PETボトルで風味は変わらないの?と思うかもしれません。

一方、国内食糧自給率拡大や酪農業の振興に関心のある方であれば、
この省令改正を歓迎するかも知れません。

今年は乳生産量が減ったため(昨年、需給バランスが崩れたために
今年は意図的に乳牛の数を減らしたため)、チーズやバター等の乳製品の
価格が上がっているようです。
バターに至っては、値上げどころか、品切れまで発生しているようです。

価格上昇の背景には、乳牛の飼料のトウモロコシの価格高騰や、
経済成長著しい中国やロシアでの消費急増による、輸入チーズの価格高騰
の影響もあるようです。

トウモロコシの価格高騰の一因は、バイオ燃料の需要増加です。

様々なことがつながっています。
私たちはそのつながりに注意しながら、ベストではないとしても、ベターな選択が
できるよう、努力したいものです。
また、個人の努力だけではどうにもならないものに対しては、社会的な仕組み/
制度が必要となることは、これまでも繰り返し述べてきました。

2008年は、皆がより良い一歩を踏み出せる年でありますように。


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環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
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http://www.greenforward.org
No.070  2007/12/30

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