メールマガジン バックナンバー No.072
==================================================================
環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
グリーン・フォワード
http://www.greenforward.org
No.072 2008/9/07
==================================================================
《目次》
●01:
グリーン・フォワードからのお知らせ
●02:
飲料水とCO2
------------------------------------------------------------------
●01:
グリーン・フォワードからのお知らせ
メルマガ読者の皆様、こんにちは。
メルマガ発行が大幅に滞って申し訳ありません。
右足首の怪我はまだ治らず、なかなかツラい・・・
特にお知らせはありませんが、前回6月のイベント出展の様子を
ホームページに掲載しておりますので、ご覧下さい。
……………………………………………………………………………
<グリーン・フォワードのサポーターになって頂けませんか?>
グリーン・フォワードは小さなNPOですが、新しい環境学習教材の開発により、
大きな飛躍を遂げようとしています。
詳しくはwebサイト http://www.greenforward.org/ の会員募集ページ
または、e-mail info@greenforward.org まで
メルマガへの皆様のコメントお待ちしておりますm(__)m
----------------------------------------------------------
すみません、今回、軽く短いネタです。
●02:
飲料水とCO2
二酸化炭素(CO2)の排出量を 1/100
(100分の1)にして下さい、と
言われたらどうでしょう?
6%マイナスすら困難なのに、99%マイナスなんてできないよ…
確かに、生活すべての合計で考えると無理があります。
でも、生活の一部分、ある活動のCO2排出量ならばどうでしょう?
今回の例は、「飲料水」です。
少し前までは、飲み水と言えば水道水か井戸水が当たり前でした。
(地域によって色々でしょうが、主に東京を想定しています)
そこに1980年代から増えてきたのが、ボトル入りウォーターです。
「ミネラルウォーター」に限定すると、2007年には国内生産が約192万トン、
輸入が約58万トン、と増え続けています。
日本人一人当たりの平均では、1年間に約19.6リットルを消費しています。
http://www.minekyo.jp/sub3.htm
水道水を得るのにも、電力を使用するのでCO2を排出します。
イギリスのテムズウォーター社の調査によると、1リットルの水道水を得るのに
排出されるCO2の量は、0.3gだそうです。
それでは、ボトル入りウォーターではどうでしょうか?
これも商品により様々ですが、輸入製品の場合、その生産、出荷において
水道水の300倍ものCO2を排出するそうです。
つまり、今、ボトル入りウォーターを飲料水にしている人ならば、それを
水道水に切り替えるだけで、CO2の排出量を1/300
(300分の1)に出来る
ということです。
こんなに効率的で大幅な削減ができるコトってあまり無いですよね?
ちょっと試してみてはいかがでしょうか?
(当メルマガの読者ならば、水道水ですという方が多いでしょうが)
また水道水ならばボトルのゴミも出ませんし、リサイクルに掛かる税金も節約
できます。
ボトルウォーター容器の92%がPETボトルを使っています。
ちなみに、水道水の価格はボトルウォーターの1/500
(500分の1)なので、
節約が出来ることは言うまでもありません。
節約したお金はぜひ有効に使って下さい。
途上国の安全な水へのアクセス改善のための寄付とか・・・
水は生きていくためには絶対に欠かせず、普通の生活を送るにも、
農業・工業にも不可欠な本当に大事なモノなのに、非常に価格が安い、
という特徴があります。
重量当たりの価格を他の製品や原材料と比較しても、水ほど安いものは
なかなか見当たりません。
水は大事に使いましょう。
==================================================================
環境・持続可能な社会へのみんなの一歩
グリーン・フォワード
http://www.greenforward.org
No.072 2008/9/07
ご意見、ご感想、情報の提供は info@greenforward.org まで
==================================================================