本の紹介


グリーン・フォワードお勧めの本を紹介します。

グリーン・フォワードの活動方針でもある、「分かりやすさ」を重視した入門書と、
当グループお気に入りの本、3つのグループで紹介します。

1.「分かりやすい」。どなたにもどうぞ。
  グリーン・フォワードがこれらの本をお勧めするのは、簡単に読めるからです。
  世の中に良い本は沢山ありますが、実際に手にとって読むという
  アクションに繋げられるもの、そういう本を人にもお勧めしています。
  読まないと変化を生まないですから。
  まずは、一歩を踏み出すために、5分、時間を作りましょう。

2.グリーン・フォワードに共感する方へどうぞ。
  わたしたちのコンセプトに近いもの、基礎知識として必要なものです。

3.直接的には「環境」や「持続可能性」にはつながりませんが、
  子どもたちや次世代を大事に考える「教育系」NPOとして、お勧めするものです。

なお、この3つのグループは、以下では明確に分類していません。


あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
 あなたが世界を変える日―12...

セヴァンさんのスピーチ部分だけなら、5分で読めます。
なぜ環境活動をするのか、持続可能な社会をテーマとするのは何のためか。
強い使命感を与えてくれます。
行動するあなたに。



こども地球白書 (2005-2006)

 ワールドウォッチ研究所 こども地球白書〈2005‐06〉

「地球白書」もお勧めとして挙げていますが、地球白書を読むのは大変だと思う方に。
「こども」となっていますが、充分に大人向き。
1時間やそこらでは読めません。


世界がもし100人の村だったら 2 100人の村の現状報告
 世界がもし100人の村だったら...

「世界がもし100人の村だったら」という本もありますが、その続編ではありません。
どちらかというと「2」のほうがオリジナル的な意味があります。


地球白書 [2007-08] 都市の未来
  地球白書 [2007-08] 都市の未来
まずは、現状認識から。
読むのに大変時間がかかりますが…


プランB3.0 人類文明を救うために
プランB3.0 人類文明を救うために



成長の限界 人類の選択
 成長の限界 人類の選択

シナリオ分析、システム思考などこれからの環境政策を考えるための必須の方法論が
コンパクトにまとめられています。
残された時間は多くありません。しかし、まだ間に合います。


エコロジカル・フットプリント―地球環境持続のための実践プランニング・ツール
 
エコロジカル・フットプリント
地球環境への負荷、持続可能性をどんな物差しで測りますか?
CO2排出量?それだけでは不十分です。
日本ではまだ知名度の低い指数ですが、世界では当たり前のように使われています。
「成長の限界 人類の選択」にも多用されていますので、まずはこちらを読んでおくことをお薦めします。


カサンドラのジレンマ
 カサンドラのジレンマ...

かなり厚い本です。しかも前半はとても重いです。
が、最後まで読むと、その爽快感が一層…(^^)
まれにみる名著だと思います。
http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/books/cassandra.html
Japan for Sustainabilityの枝廣さんのコメントです。
私は強く共感しますが、こういう強いクセのあるものは、単純に合う/合わない
が出やすいので、ご注意ください。


オランダモデル―制度疲労なき成熟社会
 
オランダモデル―制度疲労な...
メルマガでオランダのちょっとしたエコな生活をご紹介していますが、
この本を読んで、オランダってやっぱり面白い国だなあと強く再認識しました。
まさに、持続可能な社会へのヒントが満載だと思います。


オランダの教育―多様性が一人ひとりの子供を育てる
 オランダの教育
オランダ社会の特徴である「自由」と「多様性」。
それを支える教育制度がここにあります。



環境税―税財政改革と持続可能な福祉社会
 環境税―税財政改革と持続可...

あなたは環境税にどのようなイメージをお持ちですか?
増税でイヤ? 企業の競争力をそこねそう?
この本は環境税の入門書と言えると思います。
あなたの希望する環境税、およびポリシーミックスを描いてみてください。


システム・シンキング入門
 
システム・シンキング入門
これら3冊は、システム思考に関する入門書です。
環境問題を考えるときに、システム思考は必要不可欠な思考方法です。


最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か
 最強組織の法則
システム思考習得の必須の書。


フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革を進める最強ツール
 フィールドブック 学習する組織「5つの能力」
システム思考もほんの一つのツールにすぎないことが分かります。


エネルギーと私たちの社会―デンマークに学ぶ成熟社会)

 エネルギーと私たちの社会―デンマークに学ぶ成熟社会
本書で述べられる「高エネルギー社会」と「低エネルギー社会」。
本書の言葉を借りれば、エネルギーや社会に対する「考え方」の本です。
驚くべきは、この原書は1982年、今から24年も前に出版されたものですが、
50年後の社会を見通すという姿勢は、いささかも古びていません。



私物化される世界―誰がわれわれを支配しているのか

 私物化される世界―誰がわれわれを支配しているのか

本章の最初の2ページだけでも読んでください…
これもやはり厚い本ですが、読むべき時がくれば、自然に読めると思います。



変えよう!日本の学校システム―教育に競争はいらない
 変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない

学齢期のお子さんをお持ちの親御さん必読の書。
教育を、教育の当事者である、生徒・教師・親に取り戻しましょう。





オランダの個別教育はなぜ成功したのか―イエナプラン教育に学ぶ
 オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

「教えるというのは樽を満たすことではない。そうではなく火を点すことだ」
ヘラクレイトスの言葉だそうです。本書から引用。